今回は親子でフレンチトーストを焼く名場面が心に残る1979年の名作映画
クレイマー、クレイマー
若かりし日のダスティンホフマンとメリルストリープが夫婦役を演じ、当時アメリカで社会問題となっていた離婚や親権に関して取り組んだ社会派ヒューマン作品です。
そこで今回はタイトルの意味やあらすじ、ラストのネタバレをご紹介します。またネット上の評価や感想もまとめてみましたのでご覧ください。
クレイマー、クレイマーのタイトルの意味
この映画の日本語タイトルだけでは何の映画かピンときません。私もこのことを調べてタイトルにこんな意味があったんだと知りました。
上記画像に原題として“KRAMER VS. KRAMER”と書かれているように養育権をかけて争う夫婦のクレイマー(夫)vsクレイマー(妻)を表していて映画前半はクレイマー(父)vsクレイマー(息子)も表していると思います。
クレイマー、クレイマーのキャスト&スタッフ紹介
(テッド・クレイマー) ダスティン・ホフマン
(ジョアンナ・クレイマー) メリル・ストリープ
(ビリー・クレイマー) ジャスティン・ヘンリー
(ジム・オコーナー) ジョージ・コー
(マーガレット・フェルプス) ジェーン・アレクサンダー
(フェントン) ハワード・ダフ
(フィリス) ジョベス・ウィリアムズ
監督 ロバート・ベントン
原作 アヴェリー・コーマン
音楽 ヘンリー・パーセル
脚本 ロバート・ベントン
製作 スタンリー・R・ジャッフェ
クレイマー、クレイマー あらすじ
仕事第一の夫テッド・クレイマーがある夜遅く帰宅すると、荷物をまとめた妻ジョアンナが彼を待ち受けていた。
「誰かの娘や妻ではない自分自身を見つけたい」と別れを告げてきた。
はじめは冗談だと思っていたテッドだったが彼女が家にいないことがわかり初めてことの重大さに気づきます。
息子のビリーとニ人残されたテッドは、失意のなか家事に奮闘し、初めて作るフレンチトーストは焦がしてしまい、会社でできない仕事を家に持ち帰ってやっているとビリーに邪魔される始末。
そんな数々の失敗やケンカを乗り越えてテッドとビリーの間に本当の親子の絆がはぐくまれたころ、息子の養育権を主張するジョアンナがテッドのもとを訪れることに・・・。
この映画のラストは結局ハッピーエンドに終わったのか見る人によって感じ方が違うようです。
ここからはネタバレ要素を含みます。まだ本編をご覧になられていない方はこちらに無料で見る方法をご紹介していますのでご覧になってください。
ラスト・ネタバレ
裁判では負けてしまったテッド(ダスティン・ホフマン)。
ジョアンナ(メリル・ストリープ)がビリー(ジャスティン・ヘンリー)を迎えに来る朝、二人でフレンチトーストを焼くことに。
しがみつくビリーに“こいつを平らげて支度をしよう”と優しく諭すテッド。
支度が済みリビングにいる二人。
チャイムが鳴りテッドがビリーに“いいか?”と尋ねると小さくうなずく。
インターホンを取るとジョアンナが“あなた一人でロビーまで降りてきて”と伝えてきます。
ロビーまで降りてきたテッドにジョアンナは
“ビリーを連れに来たけど、あの子の家はここよ、連れてはいけない”と涙ながらに訴え抱き合う二人
“(ビリーに会いに)上に行っていい?”とエレベータに乗り込むジョアンナに“一人で行っておいで”と優しく促すテッド
身なりを気にするジョアンナに“素敵だよ”と優しく微笑むテッド
(エレベーターの扉が閉まり映画は終わる)
結局ビリーは元の家に住むことになりますがテッドとジョアンナはよりが戻ったのか不確かということで最後はどうなったのか憶測が飛んでいるようです。
評価や感想・口コミ
「クレイマー、クレイマー」
(原題『Kramer vs. Kramer』)を観賞。仕事ばかりの夫に妻が愛想をつかし、
子供を置いて出ていってしまう。
そんな中、夫(ダスティン・ホフマン)
が家事に育児に仕事にと奮闘するお話。普通に良かった pic.twitter.com/dq3DMBlBfG
— 八雲 (@llllhwpq) 2018年9月15日
「クレイマー、クレイマー」
突然シングルファザーになった主人公。息子とのコミュニケーションもままならず、家事もめちゃくちゃ。そんな彼が、次第に、変わっていきます…。最後の有名なシーンは感動もの。
— 映画オススメbot (@cinema8paradiso) 2018年9月17日
クレイマークレイマーを観るとフレンチトーストが食べたくなるんだよな🍞🥛 pic.twitter.com/h1pUr9OIUR
— kura (@lerman_0119) 2018年9月14日
#クレイマークレイマー
仕事に生きてきた夫は妻の出奔をきっかけに一人息子と二人きりの生活に。失敗を重ねて徐々に距離が近くなる父子。やがて妻が離婚成立のために戻り、養育権をどちらが持つかという話になる。家族の幸せな暮らしを考えたり、フレンチトーストが食べたくなる映画。ちょっと泣ける。 pic.twitter.com/xImrN7hyfA— なつ (@natsu88_hi) 2018年9月10日
まとめ
クレイマー、クレイマーのタイトルが原題を知って結構えげつない印象を受けました。
そして改めて見返すと親子の絆を描いたほのぼの系な映画ではなく元夫婦が親権をかけて裁判で戦う内容だったんですね。
結末は観る者によって受け方が違うとは思いますがそれぞれのハッピーエンドで迎えてくれればと思います。
まだ本編をご覧になられていない方はこちらに無料で見る方法をご紹介していますのでご覧になってください。
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