血糖値が急激に上昇することで糖尿病や血糖値スパイクになるリスクが高まると言われています。特に通常時血糖値に異常がない隠れ糖尿病の方には知らず知らずに口にしている飲み物や食べ物があるようです。
そんなリスクを高める飲み物や食べ物を調査し皆さんおお役に立てればと思います。
甘い炭酸飲料水でリスクが高まる
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このほどアメリカの研究機関で砂糖入りの炭酸飲料を毎日1缶飲んでいると2型糖尿病の前兆である糖尿病前症(日本では糖尿病境界型と呼ばれる)になるリスクが劇的に上がると報告されました。
引用元 http://www.qlifepro.com/news/20161122/sugar-containing-carbonated-drink-increased-risk-of-pre-diabetes.html
このサイトにはそれとわかる赤と白のコントラストをまとった缶が写ってましたが(商品名は伏せておきます)このほかにも清涼飲料水と言われるものも含まれるようです。
この研究は中年聖人1700人の14年間のデータから分析しており350ml缶を週6本飲んでいた人は46%もリスクが高かったようです。ただアメリカの飲料協会はその清涼飲料水の砂糖だけで糖尿病前症になったわけではないと反論されていますがただしほかの糖尿病前症になる原因を取り除いたとしても27%もリスクが高まると発表しています。
血糖値を上げる飲み物
血糖値を上げる食べ物を語るうえで一つの指標があります。それは飲み物や食べ物を取り入れた時にその食品が体内で糖に変わる時に起こる血糖値の上昇するスピードを計ったものをGI値と言います。ブドウ糖を摂取した時の血糖値の値を100とし体内で糖に変化しないものは0と表示されるのです。
ただしこのGI値でいうと先ほどのコーラ(バラしましたね(;´・ω・))は43なので安心かと思われるかもしれませんが砂糖の含有量は350ml缶で39g、角砂糖10個分も入っているんです。コーヒーや紅茶に角砂糖10個入れて飲みますか?一部の方はいらっしゃるかもしれませんが私は考えられません。
一般30代女性の一日に摂取してよい糖質は300gぐらいと言われています。男性でも400gぐらいです。一日の摂取量の10分の一以上を一本の清涼飲料水から摂取していることを考えると控えるべき飲み物なんです。私も今現在医師の治療の元アドバイスをいただいて清涼飲料水は一切口にしていません。
スポーツドリンクにも同じように糖分が大量に含まれていると言われています。ですのでまず成分表をよく読み糖あるいは炭水化物など表記されている場合は糖がどのくらいは言っているのかを計算されてから飲んでください。
果糖と呼ばれるフルーツに含まれる糖質は肝臓で消化されることで血糖値の上昇が低いと言われています。しかし一般的に販売されているジュースには食物繊維などほかの必要な成分が入っておらず糖分は高めであると言われています。もし飲まれるならば自作されることをお勧めします。
もちろんアルコールもだめだと言われています。ビールや日本酒などは糖質が入っています。ワインや蒸留酒と呼ばれる焼酎には糖質は少ないと言われていますので飲む量次第ではOKだそうです。
コーヒーは糖尿病未病の人には血糖値の上昇を抑制したりとおススメの飲み物なんですが糖尿病と診断された方には砂糖を入れなくても満腹時には血糖値を上げてしまうという報告があります。ですので糖尿病の方がコーヒーを飲まれるタイミングとしては空腹時が良いとされています。
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血糖値を上昇させる飲み物
①清涼飲料水
②スポーツドリンク
③フルーツジュース
④糖尿病患者が満腹時に飲むコーヒー
⑤アルコール
血糖値を上げる食べ物
先ほどもお伝えしたGI値が高いものは血糖値を急激に上げてしまうので適切な摂取量、あるいは摂取量を控えるかに勤めるほうが良いです。
GI値が高いとはブドウ糖を100とすると60以上(70以上というところもあります。)と言われています。
砂糖(上白糖、黒砂糖、水あめ、きび砂糖、氷砂糖などなど)
飴(キャンディーなどなど)
炭水化物は生成された小麦粉や精米を使ったご飯などは高いと言われます。うどんやラーメン、パスタなど
全粒粉や玄米などはGI値は60以下ですので召し上がる場合はこちらを選ぶ方が良いと思われます。
デザート(チョコレート、ホットケーキ、ショートケーキ、どら焼き、こしあん、粒あん、アイスクリームなどなど)
野菜の中にもGI値が高いものがあります。
ジャガイモ、ニンジン、カボチャやトウモロコシ、切り干し大根(大根はGI値が低いですが干すことで甘みが増しGI値が高くなるようです)など
ただし一回の食事量などを守って食べる分には問題ないと思われます。大量に摂取することは避けるべきでしょう。
まとめ
血糖値を上げることで様々なリスクが伴います。ですので一日の摂取量の中から上手に食べるもの、飲むものを選んで健康に過ごすことが大事だと言えるでしょう。糖尿病は合併症が恐ろしいと言われていますのでまだ未病の方は肝に銘じ、もうなってしまった方は食事制限、運動制限を実践していきましょう。
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